【巨人】澤村電撃トレード!ルーキーで200イニングを投げた男

2011年成績

●11勝11敗 投球回:200イニング 防御率:2.03 筋肉:モリモリ

澤村のルーキーイヤーの成績である。

ピッチャー断然有利の統一球時代とはいえ、圧巻の数字。今はローテピッチャーでも「6回投げれば及第点」みたいな時代。ルーキーでこれだけ投げるのはとんでもないことである。ちなみに現在のスーパーエース菅野のルーキーイヤーの成績は13勝6敗、176イニング、防御率3.12である。めちゃすごいじゃないか!

いやいや、ここは澤村の凄さを分かっていただきたい。ルーキーで新人王獲得、200イニングを投げ防御率2.03、2016年にはセーブ王も獲得。生涯防御率は2.76でバリバリの働き盛り。というか、2か月前までは「救援陣のリーダー」と言われていた男である。

「筋肉が動きを獲得し始めている」とか言い始めた時から「おいおい、大丈夫か」と思っていたけども、こうなったからにはロッテで頑張って欲しい。中大の先輩である美馬がいるとか、吉井コーチがいるから再生可能!なんて簡単な話ではないだろうけど、ロッテにしてみればジャクソンと同等の戦力を日本人枠で埋めることができれば、優勝に向けて大きな戦力になると思う。トレード相手の香月君は将来性重視ね、なんてふんわりキーワードでごまかされそうだけど、要は巨人が澤村を活かせる環境を探したってことだと思う。

本当に不要なのであれば戦力外にすればいいだけの話。

内海も長野も、そして澤村もいなくなった。第3次原政権は、チーム内の競争激化、活性化のためならばかつての中心選手だろうと躊躇なく外に出す。選手だけでなく、コーチも育てる。育てた上で、次世代へバトンを渡す。何なら球界の常識も覆す、みたいな勢いで動き続けている。

今年は実現するかもね。日本シリーズで澤村が投げて、坂本がニコニコしながら打席に向かう姿が。

ということで、今日からブログを始めます。よろしくお願いいたします。基本巨人中心になりますが、プロ野球が好きなのでセ・リーグもパ・リーグも気になる選手はドンドン取り上げていきます。